なんにもかんがえてないの。

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顎変形症治療 [手術入院編]

手術前日、入院

矯正治療開始から3年半で顎変形症の外科手術、入院しました。
まだ矯正は完全には終わっていないのですが、歯科口腔外科のスケジュールなどの都合で先に外科手術を行うことに。

 

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手術前日(入院日)、精神不安定患者認定される

入院当日、「これから1週間もつまらん環境で過ごさないといけないのか」と考えてうっかり病院で泣いてしまい、
精神が不安定とのことでそのことを医師・看護婦の間で共有されてしまいました。

もともと泣き虫というのもあり、2週間も仕事を休むために直前まで大忙しだったため
精神的に疲れていたというのもあり…。

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手術当日 

当日は朝から絶食です。
手術着に着替えて、コンタクトを外した状態で手術室へ向かう図です。

世界って美しいんだなって思いました。( )

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手術

手術は全身麻酔ですので、寝てるだけで終わります。

手術は大成功で、担医師によると「通常4時間かかるところ3時間40分で済んだ!」とのことです。
早く終わるほど腫れも少なく回復も早いようです。やったね!

 

目覚めてから4時間「安静」

目が覚めたら、手術をした口腔内の傷口から出血した血液を排出するドレンが口から2本、鼻には酸素チューブ、点滴、心拍数計測機、尿道カテーテルといったあらゆる管が体に繋げられています。

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この「安静」という、ベッドから起き上がってはいけない4時間が長くて長くて長くて長くて長くて長くて…。


ネットはできる環境でしたが、画面を見るというのがしんどくて、
必要な会話のために文字を入力する以上のことはしたくない状態です。
一人だったら、ラジオなどがあればいいかもしれません。

 

口の中に血液や唾液が溜まるのですが、口の中も腫れていてうまく飲み込めないため、
吸引機に繋いだチューブを使って都度自分で吸い出さなくてはいけません。
前日に看護師から使用方法の指導を受けるはずだったようですが、
精神不安定のため後回しにしたまま忘れ去られていました…。

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むずむず脚症候群発症

「下肢静止不能症候群」ともいう持病です。
読んで字のごとく下肢を静止することが不能になる呪いです。

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※下肢静止不能症候群とは、じっとしていると脚に不快感があらわれる病態で、脚を動かしたりマッサージをしたりすると緩和される。自分は極端な運動不足が続くと発症します。


事前の麻酔科医との面談で安静時に発症するかもしれないと伝えていました。
空気の圧でマッサージするニーハイみたいなものを着けてくれるという話でしたが、
着いてませんでした。
隣のベッドの老人に装着されていました。

 

「安静」解除からの地獄

今回の手術入院の中で一番つらい時間でした。
安静の4時間が過ぎると、自分で歩いてトイレに行ってもいいのですが、
起き上がるとひどい酔いで吐いてしまいました。
麻酔による吐き気は「非喫煙者で、女性で、高齢でない」人に多いそうです。


点滴に吐き気どめが追加されます。
手術前に乗り物酔いするかどうか聞かれて「はい」と答えたのですから、
先に打っておいてくだされ…、次の手術のときはお願いしようかな。

 

つづく